Windows95/98のメンテナンス2
デフラグ
ハードディスク上のファイルにアクセスする場合、スピードの面でもっともネックとなるのが ハードディスクの物理的な動きです。
このことから、ハードディスク上のデータはできるだけ連続して保管されていた方が、ハードディスク の物理的な動きが少なくて済むので、より効率的にファイルの読み出し・書き込みが行えます。
ところが、コンピュータを長い間使っていると、ハードディスク上のファイルが不連続で保管されるようになります。
このようにデータが不連続で保管されている状態をコンピュータ用語で「フラグメンテーション」と呼びます。
フラグメンテーションがおきると、一つのファイルにアクセスする際に、ハードディスクの物理的な”動き”が生じ アクセススピードが低下します。
このフラグメンテーションの状況を改善するためのソフトが「デフラグ」です。
デフラグは、フラグメンテーションをおこしている、ファイルを再配置し、ディスクのアクセスを効率化します。
また、Windows98に付属の「デフラグ」はファイルの再配置だけでなく、より多くアクセスするファイルをハードディスク上の 効率の良いところに配置し、アプリケーションの起動スピードなどを高速化します。
「デフラグ」を実行するには、[スタート]-[プログラム]-[アクセサリ]-[システムツール]と 順にたどった所にある、「デフラグ」をクリックします。